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SBI債と定期預金の違いって?

SBI債と定期預金の違いって?

普通預金や定期預金は一般的によく知られる貯蓄の方法ですよね。
ただ、ご存じのとおり・・・日本の銀行の金利は超低金利です、、

そこで注目されているのが、
SBI債(SBI債券)をはじめとする、社債での資産運用です。

では定期預金とSBI債券で運用した時の違いは何か?
一緒に見ていきましょう!


SBI債券と定期預金の違いについて

SBI債券と定期預金の違いは何か?

実際に1,000万円の資産をSBI債と定期預金で、
1年間運用した時にどういった違いがあるのかをみてみましょう。
また、一緒に商品性の違いもみていきましょう!

ちなみに定期預金の年率については、
好利回りで知られる、SBI住信ネット銀行と比較します。
※ その他銀行定期預金との比較は「定期預金と比較する!」で紹介しています!

  SBI債 定期預金(円定期預金)
1年運用時の利回り 1.60% 0.30%
1年で得られる利息
(税引き前)
160,000円 30,000円
元本保証 なし 1000万円+利息分
利息の受取 2回/年 満期日
自動継続 なし あり(最長5年)
購入可能時期 不定期 金融機関の営業日
であればいつでも

単純に利息だけを見ると、
約5倍の運用結果に違いが生じることがわかりますよね。

ただSBI債券の場合の不安材料として、債券の発行体である、
SBIホールディングスが倒産した場合は元本保証がされない点でしょう。

もしSBIホールディングス会社が倒産すれば、
債券を購入した1,000万円は保証されません。紙屑同然となります、、

その点、定期預金の場合は、
預入した1,000万円+利息分30,000円は保護されます。

安全性でいえば当然、定期預金です。

ただ、資産を増やすことを目的とした場合で考えると、
SBI債券を利用して資産を運用したほうが効率的であるということは確かです。

SBI債券の資産運用における安全性について考える!

SBI債券で運用する時に気になるのは、倒産(デフォルト)リスクだと思います。

そこでSBI債券のリスクを考える上でポイントとなるのが、
運用期間の長さです。

SBI債券の運用期間は「1年間」の短期間です。

これが3年~10年といった運用期間であれば、
管理人もSBI債券はおすすめしません。

それは運用する期間が長くなればなるほど、
投資対象(SBI債券の場合はSBIホールディングス株式会社)が、
倒産する可能性は高くなるからです。

ここで判断材料になるのが、格付け機関の「格付け」と呼ばれるものです。

格付けはあくまでも目安ですが、
SBIホールディング株式会社の格付け「BBB」から見ると、
運用期間から見る倒産する確率、いわゆるデフォルト率は以下のようになります。

格付け機関による格付け「BBB」の10年間におけるデフォルト率

運用期間 1年 2年 3年 4年 5年 6年 7年 8年 9年 10年
S&P 0.25 0.70 1.19 1.80 2.43 3.05 3.59 4.14 4.68 5.22
R&I 0.12 0.35 0.57 0.82 1.14 1.49 1.81 2.05 2.37 2.66

※上記データは以下格付け機関のデータを参考にしています。
  「S&P デフォルト・格付け遷移調査」「R&I 平均累積信用格付別デフォルト率」

S&Pのデータによれば、1年でデフォルト(倒産)する可能性は「0.25%」、
これは1,000銘柄ある中の約2.5銘柄の債券がデフォルトすることを示唆しています。

そしてこのデフォルト率は3年目以降だと・・・かなり上昇していきます。

このデータを参考にしてみても、
格付けがBBBである債券の3年以上の運用に関しては、
デフォルト(倒産)する危険性は高くなると考えることができます。

しかし1年間の運用であれば、デフォルトリスクは低く、
デフォルト率0.25%に対して、資産運用効果は定期預金の約5倍です。

倒産した時の元本保証がない()というリスクだけで、
1年という短期間に1.60%以上の利息を得られる金融商品はなかなか存在しません。
為替変動リスクノックイン型債券に見られるノックイン判定のリスクなどがありません。

残念ながら100%安全な投資方法はありえません。
ただ「絶対にリスクを負えない」という方は・・・やめたほうがよいと思います、、


S&PとR&Iのデフォルト率の相違について

R&Iの格付けは、S&Pの格付けと比べると、
デフォルト率のリスクが低く評価されていることがわかると思います。

これは格付け機関によって、審査基準に差があることを表しています。

ちなみに一緒に表記しているR&Iは、
SBI証券がSBI債券の格付け基準として利用している格付け機関です。

ではなぜS&Pのデフォルト率を表記したかといいますと、実は・・・
S&Pの格付けは格付け機関中、一番厳しい基準で格付けしているからです。

ですからもし格付けデータを参考にするのであれば、
S&Pのデータを参照したほうがよいでしょう。

また格付け以外にも、 自己資本規制比率などでも企業の健全性を見ることができます。
詳しくは「信用リスクと格付けについて」をご覧ください。

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